20.甲子園から考える「応援したくなる基準」
えぬじぇい「今年の甲子園は面白かったな~。特に準決勝の金足農業高校のサヨナラは
手に汗にったわ。けど、なんで俺金足農業応援してるんだろう?出身も秋田じゃないのに、いつの間にか応援してたな。」
今回はそう言った現象を自分なりに分析しました。
※野球の話メインではないので知らない方でも見やすいと思います。
■応援したくなる理由は?
「なぜ応援したくなるのか?」
僕以外にも友人にも聞きました。多かったのは
・母校
・自分の県に近い
・好きな選手がいる
・無名校が強豪校に勝った
■分析
母校や自分の県に近いといった理由は、「知り合った人と地元が偶然一緒だったあの感覚」と近い「親近感」だと思うんです。より近い方が知っている情報も多いですしね。
で、少し違うのが最後の回答ですね。えぬじぇいなりに考えた結果以下のような図になりました。
無名校が強豪校に勝つ→下剋上のようなドラマ的感動を覚える→弱いものが強いものに勝つ感動→次も勝ってほしいストーリーを自分で勝手に頭で作って当て嵌めてしまう→気づいたら次の試合も見てる
といった流れになりました。この流れは映画「ロッキー」や野球漫画「メジャー」でもあるように物語にありがちなんですよね。その分惹きつけられると思うんです。
逆に、強豪校が勝っても「勝って当たり前」「強い選手ばかりいるから」という風にハードルが高くなってしまってて、なんかいまいち盛り上がらないんですよね。どちらも何かを犠牲にして練習して優勝するという同じ目標のはずなのに。
これの理由も考えたのですが、強豪校は漫画でいう強敵なんだと思います。無名校の快進撃を阻むラスボスのような。つまり無名校VS強豪校は、主人公VSラスボスみたいな漫画のような関係が頭の中で築かれているんだと思います。漫画メジャーでいう聖秀VS海堂なんですね。主人公たちに勝ってほしいという願いが出てくるのではないでしょうか?
別のパターンとして強豪校同士や無名校同士も考えました。
強豪校同士は実力が拮抗してる「ライバル(好敵手)」。
無名校同士は逆にどちらが勝つかわからない。掘り出し物感がある。という答えになりました。
■傾向が見えてきたぞ
先ほどの■分析を見やすくまとめました。
・無名校×強豪校=主人公×ラスボス
・強豪校×強豪校=ライバル(好敵手)関係、どちらが勝つかわからない
・無名校同士=どちらが勝つかわからない
■まとめ
こうして分析してみると納得した部分が出てきたんですよね。甲子園のように漫画のようなことが現実になったりすることが感動をよぶ。その目撃者になれるのは心動かされる気がします。でも、その中で第一は当事者たちが悔いなく安全に全力を出せることが前提ですけどね。
高校球児の皆様本当にお疲れさまでした。
今回はこれで以上です。
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